理科の教育で大切な点は何だろう

教育

理科の教育で大切な点は何だろう

理科を学習していくときには、実験や観察などの体験的活動を多く取り入れていくことが大切です。
実験や観察を行うためには、まず対象となる課題が設定されていて、それに対して理由を考え、その理由・原因が正しいかどうかを検証するために、対照的な実験等を組むことになります。
いくつかの実験や観察をセッティングし、結果の記録をしっかりとし、結論をまとめます。
結論が、最初に考えた理由と合致しているかどうかを確かめます。
このようにして、課題解明をしていく、探究していくのが理科という教科です。
最初から結果や公式等を暗記させるなどというような説明的な授業になってはいけません。
あくまで、体験学習的で探究学習的な学習過程でなければなりません。
化学や物理などでは、このようなスタイルを実現しやすいでしょうが、生物や地学は覚え込みになりがちなので気をつけねばなりません。
現象をよく観察するなどして、疑問を持ち推論し、実験・観察をし、結論付けていく過程が必要です。